古典的テーマ

名前は片岡球子。 2008年に他界した女流画家である。
その晩年の作に『面構え』という連作(シリーズ)がある。

歴史上の武将から文化人の男を60人以上書いた力作である。 面白いのは彼女がモデルになった人物に対して注ぐ目線だ。 歴史上の人物を描くこと自体は珍しくは無い。 東洋西洋に関わらず、古典的テーマである。 それは、偉業などを讃えるか、逆に権威を無視する。 たが、彼女は文字通りモデルになった彼らと付き合っていたのだ。
具体的には調べに調べて、とことん好きになってデートするが如く実際にはしなかったであろう華麗な装飾を施した。
デートで彼氏に服をコーディネイト気分だったのだろう。 好きな人に会えないと言うのはファンにとって最大の苦痛かもしれない。 しかし、それをバネにして芸術などの高みに上り詰めることも可能なのだ。 好きだからこそ、その人から振り向いてもらえるようなことをするべきだと思う。 なお、私は5月末に『劇団ビタミン大使ABC』の舞台を観に行きます。震災から一カ月が過ぎ、いよいよ、『自然災害(地震)』よりも今回のような『人災』が多くなってきた。 (余震とかあるんだけどね)